創業期のスタートアップから出資・インキュベーションを行う株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原健太郎、以下「当社」)は、株式会社東芝(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO 綱川 智、以下「東芝」)と共に、サイバーとフィジカルの融合により新たな価値を創出するアクセラレータープログラム「TOSHIBA OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」を開催しております。そしてこの度、4テーマ※1(プライベートブロックチェーン、量子アルゴリズム、購買データ、ラグビー部)採択企業8社による成果発表会を2021年9月24日(金)に実施いたしました。
本プログラムは、「サイバーとフィジカルの融合で実世界に新たな価値を。」をメインテーマに2021年3月に募集を開始し、より優れた8社を採択後、双方のアセットを活用して産業・社会を進化させるビジネスソリューションの創出に取り組んできました。当社はプログラムの目的・ニーズに即した企画・運営と各チームの共創に重要なメンタリング等を実施してきました。
今後は東芝グループと採択企業は、さらなる概念実証(PoC)や商用化に向けた議論を継続し、新市場の開拓と新たなソリューションの創出を目指して取り組んでいく予定です。
当社は、2030年に向けて実行するビジョン「SAMURAI VISION 2030」※2の一つに、共創事業を通じて、日本の大手企業の新規事業担当者を支援することを掲げています。今後も当社は、起業家支援のみならず、大手企業で事業創出に取り組みイノベーションにチャレンジする人々の支援を続けてまいります。
・採択企業8社と共創概要
1. プライベートブロックチェーン:プライベートブロックチェーンを活かした新しいサービス・オープンコミュニティの場の提供
相続DXサービスの検討
SCMにおける付加価値サービスの検討
2.量子アルゴリズム:量子コンピュータの研究から生まれた世界最速・最大規模の組合せ最適化ソルバを活用したビジネスモデル開発
リアル店舗の購買データを活用した新たな価値創出(2社による共同検討)
3.購買データ:リアル店舗の購買データを活用した新たな価値創出
需要予測サービスの検討
デジタルクローンサービスの検討
4.東芝ラグビー部:スポーツテックを活用した東芝ラグビー部のチーム強化
コンディショニングアプリによるチーム強化
AIによる怪我防止・食事管理ツールの活用